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市長選挙、無念の敗北!

2008年2月17日:パート2

 午後11時。 高崎駅から東京に向かう最終列車の中にいる。 県都前橋市の決戦は、「現職市長の再選」で幕を閉じた。 自民党県連が擁立し、公明党の全面支持を受けた「新人候補」(前県連幹事長)は、残念ながら当選に届かなかった。 事前の世論調査では「大接戦」が伝えられていたが、思った以上の差がついた。 候補者本人はもちろん、県連や後援会の方々も必死に頑張っていたのに...残念、無念! 悔しいが、ライバル陣営の戦略が勝っていた。 そういうことでしょう。
 
 今回の前橋市長選挙は、昨年7月の知事選挙の流れを受けた「保守系同士」の争いだった。 知事選挙では、自民党公認候補(元県連幹事長)が、自民党県議団と対立してきた「現職知事」を僅差で破った。 勝因は、何と言っても笹川県連会長に率いられた自民党県連(特に自民党県議団)の驚異的な頑張りだった。 最初は弱いと思われていた大票田の高崎市で、(総理になる前の)福田康夫代議士が本格参戦したことも大きかった。 加えて、ライバルの現職知事が「全く選挙を知らなかった」(本当の選挙を一度も戦ったことがなかった)ことも幸いした。 僭越ながら言わせてもらうと、現職候補が「山本一太」みたいなタイプだったら、県連の機動力を持ってしても差し切るのは難しかったと思う。
 
 これに対して、前橋市の選挙は少し「状況」が違っていた。 まず、選挙区は前橋市のみ。 全県が選挙区の知事選挙の場合、30名を超える自民党県議が「それぞれ地元の票を固める」ことで「そのまま勝利に貢献出来る」という構図だった。 今回の市長選挙では、(前橋市選出の県議を除き)自民党県議団の後援会組織をフル活用出来なかった。 加えて、落選の経験もある現職市長は、選挙をよく知っていた。 相手候補への「ネガティブキャンペーン」も(結果的には)プラスには働かなかった。
 
 冷静に考えると、やはり自分の感覚は「間違っていない」という結論になる。 昔のような選挙の手法は、もはや通用しない。 有権者の意識も選挙のあり方も大きく変わっている。 どんなに強力な組織の支援を結集しても、「無党派」が本気で動けば、対抗する術はない! 個々の有権者にアピールする「候補者個人の発信力」が決定的な役割を果たすのだ。 実際、昨年の参院選挙で「山本一太」が群馬地方区で獲得した票は、比例区で自民党(または自民党候補)に投じられた票を20万票以上も上回っていた。
 
 群馬の自民党は、この選挙の敗北から「何か」を学ばねばならない! あ、パソコンの電池が切れかかっている。 この続きはまた。
 

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