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不思議な会社

9月7日:パート2

 何度かこのブログにも書いた。 自分は青木幹雄前議員会長のことが個人的に嫌いなわけではない。 むしろ、青木幹雄氏の政治家としての「胆力」や「恐ろしさ」を最も理解しているのは(取り巻きの「茶坊主軍団」ではなく)真っ向から「青木型参院自民党」の支配構造に異を唱えてきた山本一太かもしれない、とさえ思っている。 以前のブログであえて「青木議員会長の続投又は再登板はあり得ない!」と書いたのは、(本人が関わっているかどうかは分からないが)実際に「青木氏の会長再任」を狙った動きを感じ取ったからだ。 この「参院議員会長選任のルールを作り直そう」とする一部の人々の陰謀がなかったら、「これまでのご苦労に敬意を表したい...ご苦労様でした!」と記していたかもしれない。 腹心の景山俊太郎氏まで失って(少なくとも表舞台からは去った形の)「傷ついたライオン」を攻めるような文章は書きたくなかった。 そのことだけは言っておきたい。
 
 それはそれとして、参院自民党の「懲りない体質」には唖然とするしかない。 自分は新しい議員会長に選ばれた尾辻氏や、片山幹事長を引き継いだ山崎正昭氏が「参院自民党を仕切る2つのポストにふさわしくない」などとは露程も思っていない。 2人とも豊富なキャリアと実績、人間的魅力を兼ね備えた「立派な人物」だ。 が、しかし、議員会長が参院選挙惨敗の責任を取って辞任した数日後の新聞に(まだ議員会長選挙の日程も決まっていないうちから)「尾辻議員会長、山崎幹事長内定」みたいな記事が出ることが「おかしい」(=「参院自民党に大きなマイナスをもたらす」)と言っているのだ。 そして、「この不透明で談合的な参院自民党のイメージそのものが、今回の参院選挙の敗北に結びついている」ということに全く気がついていない(あるいは気がついているのに平気で同じ轍を踏もうとする)参院の「お偉方たち」の感性が信じられない。 こうした「年功序列」「派閥均衡」「不透明な談合」のシステムを続けていたら、3年後の選挙でもきっと「同じ悲劇」が起こる。 多くの有為な人材を失う。 もしかすると、今回以上の「壊滅的惨敗」が待ち受けているかもしれない。
 
 先日、同僚の参院議員が面白いことを言っていた。 「私は一太さんみたいに思ったことを外に言えない。でも、同じ危機感を持ってるんです。参院自民党は不思議な組織だ。このままいくと、この会社は必ず倒産すると皆が心のどこかで分かっている。普通なら抜本的に改革して何とか立て直そうと思うはずなのにそうはならない。逆にほとんどの人々が『船が沈む前に、とにかく専務か常務にはなっておこう』と考えている。そんな集団じゃないかって気がします!(笑)まあ、じゃあ何でお前は黙ってるんだって言われると苦しいんですけどね。」 「ううむ、うまいこと言うなあ!」 この「絶妙のたとえ」には唸ってしまった。

 これだけの惨敗を喫しても、「院政」という形で同じ構造が続く。 あきらめずに、戦い続けないと。 とりあえず、「目の覚めた人々」の発掘作業にとりかかろう!!
 
 
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